ミラの値引きについて。
ミラシリーズの中でも最近大人気の『ミラ イース』。
CMでもお馴染みの「第3のエコカー」として宣伝し、
エコスタンダードとしての認知度を拡めた代表的な車種です。
そんなミラを最安で手に入れる為に使える値引きテクニックの実体験レポートです。
他メーカーの軽自動車の燃費性能が向上したことや、特にスズキのアルトエコが改良されて燃費が33.0km/Lになって登場した為、現在値引き限界額も拡大中です。
特に宿命のライバルであるアルト・エコと競合させることで値引き額のUPに期待。
■ダイハツ・ミライース スペック
・新車価格: 79万~122万円
・走行燃費: 33.4km/L(JC08モード)
・エコカー減税: 免税
・人気グレード: X
・競合モデル: アルトエコ
★値引き目標額: 12万円
そんな人気のミラの値引きをより簡単にする為に、実体験を元にしたやっておくべき2つのことをご紹介します。
値引き額の確認 ~事前にネットで購入見積もりを取っておこう!~
車の購入を思い立ったとしてもすぐにディーラーの所に行くのは考えものです。
知ってのとおり、車の値段は交渉によって左右されるところがあります。
客として、できれば大幅に割引してもらいたいのが人情ですよね。
ここでお勧めしたいのがインターネットを使って事前に見積もりを取ることです。
ネット技術のおかげで以前とは比較にならないぐらい簡単にできるようになりました。
今やパソコンに短時間向き合うだけでよく、以前のようにディーラーを何軒も交渉して回らずに済みます。
またインターネットの見積もりは別の面でもお得です。
お客さんに自分の所に来て欲しいわけですから、業者も値引き額を高めにつけてることが多いのです。
複数の業者で見積もりを取り、一番高いところのお店に向かいましょう。
お店に行っても、既にかなり良い見積もりが出ているわけです。それが最低値引き金額となってのスタートとなります。
現地の交渉次第ではそれ以上の値引きをプラスをしてもらえるかもしれません。
ごく自然にレベルの高い交渉が可能となるわけです。
あちこちのディーラーを回って一から交渉するより遥かに楽ですよね。
精神的ストレスや身体の疲れもずっと少なくてすみます。
もちろん現地での飛び込み交渉が好きで、そうしたやりとりをしたいというなら別ですが。
必要なのは事前にオンラインで見積もりを取るだけです。
実際に足を運んで比較検討する手間暇も必要ありません。
しかも一切無料です。
今はこんなに便利なシステムがあるのです。使わないのはもったいないですよ!
値引き交渉より役に立つ! 下取り価格のネット査定
車の購入費用を安くあげるには、値引きだけでなく車の下取りも有効です。
当然の話ですが、
値引きと下取りの価格が高くなる=新車の購入費用を抑えられる
です。
自分の実体験から言っても、下取り価格をアップさせる方が値引きよりも役に立ちました。
何よりも今はインターネットによる下取り一括査定があり、このシステムは強力な助っ人となってくれます。
具体的な例を挙げますと、
私はそれまで乗っていた古い型の日産セレナを下取りに出そうと思いました。
自動車買取大手のガリバーで直接査定してもらうと20万円でした。
ろくに知識が無かったので、この辺りが相場かなと思ったのですが、インターネットの一括査定を念のため試して驚きました。
なんと最高買取価格が45万2千円にまではねあがったのです。
一括査定会社にはガリバーも入っていたのですが、ネット査定の方が倍ぐらい高い価格になっていました。
もしインターネットの一括査定を利用していなかったとしたらぞっとします(゚д゚lll)。
ディーラーの提示した下取り額よりマシだし、これで決めとこうなどと思ったかもしれません。
大損ですよね。
ネットの査定システムを利用したことでベストな業者も発見できたのです。
この体験談からもお分かりいただけるように、
まずは自分にとって優良な「情報」を手に入れることです。
それが交渉でも心強い武器となってくれます。
ネットで得た買取見積書をもってディーラーに再度交渉に行きましょう。
それを上回る価格で引き取ってくれるなら、そこで決めても良いでしょう。
駄目な場合は一番高い値をつけてくれた業者の元に行けば良いだけです。
私のケースではその価格でとても請け合えないとディーラーから言われて業者の所に持って行きました。
それでも35万円分の買取額のプラスです。
ミラの購入にその分の値引きがついたのと同等です。
もしディーラーの情報だけで交渉していたとしたら、これほどの素晴らしい成果を出せたでしょうか?
考えてもみてください。
時間もお金もいりません。手先を少し動かすだけです。
たったそれだけで、どれだけ労力が減らせることか。
もう口八丁手八丁の営業マンとくたくたになるまで交渉する必要もありません。
やることはネット上の一括査定を上手く使うだけ。
それだけ結果が劇的に変わります。
是非ともご利用をおすすめしたいシステムです。

カーディーラーも商売人です。どんなに良心的な人でも「安く仕入れて高く売る」という商売の原則に従います。
営利企業として利益を出さなくてはいけないのですから、仕方ないのかもしれません。
時には下取りした値段の数倍で売られることもよくある話です。
中古車も販売の仕方によっては新車を上回る利益をあげられます。
これはメーカーを問いません。
その利益を大きくするために、下取りの査定価格などに手強い交渉術が発揮されるわけです。
例えばこんなやり方もあります。
ある個人の愛車の査定価格が40万円辺りが妥当とところしましょう。
それをあえて半額の20万円を提示し、残りの20万円のうちの15万円を値引き代にあてるといった手法です。
このやり口でお得感を感じてしまうお客さんもいます。交渉術によって錯覚させられているわけですね。
どこのディーラーでも似たことを行っていると思います。
客の立場からは冷静に見極める必要があります。誤魔化されてはいけません。
そのためにも愛車の下取りの相場を知っておくのが大切なわけです。
今回ご紹介した私の体験談でも、最初は相場を知らなくて損をしそうになっていたのを思い出してください。
営業マンも個人的な悪意で騙そうとしているわけではありません。
あくまで商売のために価格を抑えようとしているだけです。
カーディーラーの下取り価格は元から低めに設定されています。
要はこちらも交渉に負けないようにすればいいだけです。
そのためにも正確な情報に基づき「愛車の価値」を知っておく。それが第一歩です。
それによって最大限の値引きを引き出す道につながっていけます。
あと、一括査定の申し込み先っていくつかあります。
私も実際に数社に登録したんですが、それらのオンライン見積りの中で、ここが一番の高値が付いたのでオススメです。

最後に買取価格をもっとアップさせるひと押し!
これは主に現場で車を見てもらう場合のやり方です。
オンラインで見積りをされる方も、将来の参考代わりに覚えておいてください。
まず基本として車の値付けには二つの方法があります。
まずオークション方式。
業者間でお互いの出方を伺いながら値段を決めていきます。
このやり方は出過ぎた値付けは自然と抑制されてしまい、無難な値段に落ち着くことが多いです。
もう一つが一発勝負のやり方です。
車を実際に確認した後で、それぞれの業者が自分の名刺の裏に金額を書いて一斉に提出します。
私が取ったのはこの方法でした。
ただ実際には最初から一発勝負ではありませんでした。
前段階としてかなりの所まで既に値段が上がっていました。
そこで最後の決定手段として一回の入札方式にしたわけです。
最初から狙っていたというより自然とそういう流れになった所もありました。
このやり方だとかなりの高値も望めます。
業者もここでケチると他所に持って行かれてしまうので、利益ぎりぎり最高の値段をつけてくれます。
私はこの方法で最後の最後に、11万円も買取価格がアップしました。
可能であるならばこうした値付けの方法も試してみてください。
今までと違って業者に負けない交渉上手のお客さんへと変われるかもしれません。
ボディは全高を1,500mmに抑えて、車両重量も730kgと軽い。
またアイドリングストップも備えた低燃費技術によってJC08モード燃費は「30km/L」にもなります。
ハイコストな機能は使わずにしても優れた燃費性能を実現させています。
走行性能の面においてもボディが軽い為に、ノーマルエンジンでもパワー不足をあまり感じず、登坂路の多い地域でも扱いやすくなってます。
車両価格は売れ筋のXで99.5万円。「低燃費と低価格」を追求しながらもハイブリッドに比べ、価格は大幅に安く抑えられています。
天井を低く抑え、尚かつ価格設定の低い軽自動車とあって、荷室は狭めでシートアレンジもシンプル。積載性は重視されていない造りになってます。
しかし、リヤシートが意外にも広くて、ヘッドレストを装着すると、短距離移動向けのファミリーカーとしても活躍します。
収納設備については、グローブボックスなどは備ってますが、フタ付きのボックスは数少ないです。
その代わりにアイドリングストップ等の低燃費技術を詰め込んでも価格を安く抑えています。
街中での乗り心地では硬さを感じませんが、アイドリングストップを作動した後の再始動音が多少大きいようです。試乗時にそこが耳障りにならないかどうかをチェックしましょう。これが気にならなければお買い得な車です。(普通は気にならないと思います)